竜馬がゆく完読!!

やっぱり、みなが良いと言う物は、一定以上のクオリティーがありますな。
とりあえず全巻読破しました。ちなみに私が生まれる前に発売されてますし、
古典って言っても良いのかな?


あと、後書きも面白かったです。龍馬は無血革命を成し遂げたように
かなり優しい性格だったようですが、そんな龍馬が手帳に書いて
自らに言い聞かせていた言葉が載っていましたのでメモメモ

「薄情の道,不人情の道,わするることなかれ」
「義理など夢にも思ふことなかれ.身をしばらるるものなり」
「天下のもの,各々其の主ありて1銭を奪はば盗賊と称し,一人を殺せば人またわれを害す.かくて地震の霹れきするや数万の家を破壊し,洪水の溢るるや幾億の生れいを殺す.是を天命といふて恐るるは何事ぞや,人倫もとより小量にして大器なきが故なり.されば世界を鳴動せんと思ふ人こそは胸中に此の心なくんばあらず」
「衆人みな善をなさば我れ独り悪を為せ.天下のことみなしかり」


善良を生きながら悪人たろうと言い聞かせる、そのバランス感覚が
偉業を成し遂げさせたのでしょうかね?
ちなみに私はバランス感覚がかなり悪くて、よく転けます(>m