ハーバード白熱教室を初めて見ました
NHK ハーバード白熱教室
http://www.nhk.or.jp/harvard/
アメリカの名門ハーバード大学で、最も人気のある授業
サンデル教授の「JUSTICE(正義)」である。
現在の難問をめぐって、世界選りすぐりの知的エリートが
議論を闘わせる。門外不出の原則を翻し、初めて公開される
ハーバードの授業。白熱教室へようこそ。
なぜ嘘をついてはいけないのか?
「友達があなたの家に隠れていて、その友達を殺そうとしている人があなたの家の玄関にやって来た。友達はどこにいるのかと尋ねられたあなたは、嘘をつかずにどう切り抜けるのか。」
では、嘘使わず正しい対応をするにはどうあるべきか?そして、なぜその対応は正しい行為と肯定できるのか?
なぜ契約は守られないといけないのか?
「このケースでは多くの人が契約を守らなくも良いと感じるだろう」(実際にイメージしやすい例がいくつか挙げられる)
では、なぜそのケースでは契約を守らなくてよいのか?
かなり細かいしシツコイ(粘り強い)。。。討論をしています。
細かくシツコク話が進んでいき、なぜそうなのか?が
キチンと解き明かされていきます。
TVを見ながらが感じたのが、中継中に移されるハーバード大学の多様性です、
ほんとうに色々な学生がいます、白人、黒人、黄色人種。。。。
インテリっぽい人もいれば、そのまま悪役商会でれそうな人もいます。
共通するのは、ちょーーー頭が良いエリートばっかりってところですが。
ほんとうにアメリカっていろいろな人(人種や国や生き方)がいる国なんですね。
このような多様性の国ゆえに、そこは「阿吽の呼吸」や「以心伝心」や「行間を読む」
ではなく、全てを言葉に表して明確な定義をしていく事が必要なのかもしれません。
講義の議題の多くは、簡単に答えも出ず、それぞれの
個人の答えが出てしまうかもしれません。
人によっては頑(かたくなに)に一方の見方しかできない物も
あるかもしれません。(戦争や略奪や性の問題)
しかし、真の多様性の容認のためには、そこで一歩踏み込んで
なぜそうなのか?を考えないといけないのかもしれません。
ハーバード 白熱教室|第1講・第2講: pinkopaque/weblog
http://pinkopaque.cocolog-nifty.com/blog/2010/04/12-9aaf.html
哲学とは新たな知識を得る学問ではない。それはすでに誰でも知っていることについて考えるものだ
多様性のなかで、納得のできる統一性を出すためには、全てを明確にすることが必要なんですね。
「議論の質の違いを、私たち米を食う民族、彼らはステーキを食う民族」と言ったのは誰だったかな?