電車で読む用です。

何が書いてあっても、気にしては行けません!!気にしたら負けです


[ライフハック][こっそり]全体構成

エンジニアのための時間管理術

◆はじめに
「危険に落ちることはない。私のスケジュールは完全に埋まっているから」であるなら、危険に陥ったとき対応する余裕は無い!!


「郵便配達員が仕事から戻ったあと、長い距離を歩きたいとは思わないでしょう。」しかし、システムエンジニアは家に帰ってからもパソコンにかじりつく!!


私たちが仕事を楽しんでいるという点ではすばらしいことである反面、それをやめることができない(または、やめようとしない)ということは恐ろしいことです。境界があまりにも漠然としていると、時間を管理することは難しくなります。


(重要!!)
境界があまりにも漠然としていると、時間を管理することは難しくなります。


タイムスケジュールには強力な見方がいます!!あたなです。


事前に少し時間を費やしておけば、あとで同じことを何度も繰り返す必要がありません。(コンパイルと一緒!!)


「テープは安価だが私の時間は高くつく!!」
少しのコストのために高い作業者の時間を払っていませんか?小さな事に精をだしていると往々にししてこんな事が起こります。


(重要!!)
そのコストは作業者の時間に見合うのか?その問題は実は発生したから対処しても間に合うのでは?


どうでもよいことにまで完全主義に徹するのはやめましょう、」完全主義は往々にして行き過ぎであり、大いなる時間の無駄です。インターネットを発明した人々は、この点に長けてていました。彼らは、通信リンクが整備されるのを待っていてもらちがあかないと気付き、不完全な部分を補うようなプロトコルを開発したのです。


「でも、上司は完璧であることを期待します!!」実はあなたの上司にも優先順位があります。ですから妥協が必要なことを理解しています。上司を管理する方法については8章で説明します。


(重要!!)
重要なテーマ
タイムマネジメントに関するものをすべて一カ所にまとめる。
・今考えていることに頭を使い、それ以外の事は外部ストレージを使用する。
・定期的に行うことに対しては日課(ルーチン)を定める。
・習慣やモットーを身につけることにより、事前に決断をくだす。
・プロジェクトタイムでは集中力を持続する
・これらのツールを仕事以外の時間にも応用し、日常生活を改善する。


(重要!!)
本書の前半では、タイムマネジメントの基礎に取り組み、仕事への割り込みにうまく対処し、要求を忘れず、時間通りに、また少なくとも優先順位に基づいて作業を終わらせることができるよう、作業リストを管理する方法について説明します。本書は無秩序で無形書くな活動を、忘れにくく利用しやすいルーチンにする手助けをします。次にこれらのテクニックを応用して、カレンダーや手帳、電子メール、ストレス、人生の目標を管理する方法について説明します。最後に、時間の浪費をなくす、文章化を通じて時間を節約する、作業を自動化してミスを減らし、時間を減らすヒントなど、キャリアアップに役立つテクニックを取り上げます。





◆1章:タイムマネジメントの原則
私たちがほかと違う理由は何か。
本書全体にわたって使用する原則を紹介する


◆2章:集中と割り込み
相手に嫌な思いをさせずに、顧客の割り込みに対処する方法について説明する。
割り込みをうまくさばけなければ、多くの作業を遂行することはできない。


◆3章:ルーチン
混乱を日課(ルーチン)に変える方法について説明する。
私たちの仕事は混乱に満ちている。ルーチンにできるものはわずかな混乱の解消と大いなるストレスの解消をもたらす。ルーチンワークを定めるとそれらは習慣となり、忘れにくくなる。


◆4章:サイクルシステム
サイクルシステムとはなにか?
・作業リストを管理する方法
・さまざまな要求を1つ残らずさばける
・100時間分の仕事を抱えたとしても、それらすべてを対処することができる


◆5章:サイクルシステム:作業リストとスケジュール
毎日の作業に焦点を合わせ、サイクルシステムを実践する。スケジュールと作業リストを作成する。
山のような仕事をさばくためのヒントと戦略も示す。


◆6章:サイクルシステム:カレンダーの管理
サイクルシステムにカレンダーを統合する。
会議や人と会う約束をさばきながら、プライベートな時間にたくさん楽しい予定を入れることができる。


◆7章:サイクルシステム:人生の目標
プライベートと仕事の両方において長期的な目標を特定する方法と、それらの目標を確実に達成する方法について説明する。


◆8章:優先順位
サイクルシステムの効果をさらに高めるために、優先順位を設定する方法について説明する。


◆9章:ストレスの管理
ストレスを管理する方法の会得の仕方の紹介


◆10章:電子メールの管理
電子メールの管理するための現実的なヒントをいくつか紹介する。


◆11章:時間の浪費
時間を増やす方法の1つは、時間の無駄を無くすことである。時間の無駄であるものを見極め、排除する方法について説明する。


◆12章:文章化
面倒な思いをせずにドキュメントを作成する方法について説明する。
文章化は2つのメリットがある。1つは記録したものを見せれば良いので、何かをする方法を覚えるための時間が減ることである。1つは、他人に作業を任せやすくなり、作業リストからその項目を完全に削除できることである。


◆13章:自動化
自分の作業をコンピューターに肩代わりさせよう


◆おわりに:
本書のテクニックで空いた時間を利用して何をすべきか提案する。


本書はすべての問題を瞬時に解決するわけではありません。何人もの営業マンと話をしてきて、製品はすぐ動くし、問題をすべて解決するという約束が真実でない事を読者はしっていれば良いのですが。
本書は時間を管理するためのフレームワークを整えます。それは、筆者やほかの人々に効果のあった手法であり、あなたの作業スタイルに採用できるものです。これらの手法は古い悪習を良い習慣へ置き換えます。実は、あなたの悪習は、あなたがこれまでの人生で作り上げてきたものです。そしてよい習慣を身につけるために、それなりの時間がかかります。実際、心理学者が言うには、新しい行動パターンがしゅうかんに変わるまでに21日を要するそうです。

[ライフハック][こっそり]◆01章:タイムマネジメントの原則

私たちがほかと違う理由は何か。
本書全体にわたって使用する原則を紹介する


技術的な指導者はタイムマネジメントに長けておらず、技術と無縁のマネージャは技術者の仕事を理解していない。


外部からの割り込み(顧客)と自分が招いた割り込み(IM,新着メールの通知など)は、生産性をひどく低下させる。中断した作業に戻るには時間がかかり、エラーを紛れ込ませる。


同僚と相互不可侵協定を結び、プロジェクトの作業を進める必要がある場合は、ほかの技術者が割り込みを引き受ける。


(重要!!)
タイムマネジメント情報をすべて1つのデータベースにまとめる。すべてを1カ所にまとめれば
、常に整理された状態を保つのに役立つ。


情報が複数のシステムにあると、複数のシステム間の行き来が必要となり非行率となる。


シンプルなシステムは、時間の節約につながり、整理されている物をさらに整理して時間を無駄にすることがなくなります。


能力は重要な作業のために温存しておく。手元の作業に頭を使い、作業項目、日付、メモはオーガナイザに記録する。


私たちの頭はシングルユーザであり他人の心を読みとることはできません、外部リポジトリはマルチユーザであり、他人に作業を手伝ってもらえる可能性への扉を開きます。


日課(ルーチン)を定め、それらに従う。無駄な作業や意志決定プロセスを繰り返すのでなく、日課に組み込む。


優秀なソフトウェア開発者は、楽をしようとします。1つのコードがうまくいったら、それだけを再利用します。


以前は毎週のように電話の行き違いに何時間も費やし、上司をなかなか捕まえることができませんでした。今では、毎週同じ時間に短い会議を開いて、進捗状況を説明します。これが私たちの日課となっているので、もう頃合いを見計らう必要はありません。日課を決めたことがお互いに時間の節約となり、毎週「考える」量も少なくなっています。


電子メールをチェックするよりも先に作業リストを見直して、優先順位を付けています。


日課をきちんと守ることが大切です。そうすれば、ほかのユーザーもそれに合わせるようになるからです。彼らも自分たちの計画をたてやすくなり、皆がたすかります。


習慣やモットーを養う。そうすれば、過去の効果的な決断を再利用すれば良いことに気づく。(実行時の計算を計算済みの結果と置き換える)


習慣とは、頭で考えずに行う日課です。モットーは、経験則の精神的な要因です。経験則とは、定期的に行われない習慣のようなものであり、特定の状況に対して一般に効果のある対処法を記録するための方法です。


ぐずぐず先延ばしにしがちな小さな仕事に対するモットーは「早いにこしたことは無い」


習慣やモットーは、やがて習性となります。習慣やモットーを養うことは、長い目で見れば、頭の中を混乱させないための投資です。それが習性になってしまえば、通常の思考が遮られることはなくなるので、RAMを節約するための原則に違反することもなくなります。


「プロセスを信用する」と自分に言い聞かせて、計画を立てています。そしていつも、そうしておいてよかったと実感するのです。


「後回しにしよう」とか「1日の計画を立てるのに5分もかける暇はない」といったマイナス思考に支配されているときでも、モットーは、頭をポジティブ思考に切り替え、マイナス思考を追い出す力があります。
頭の中がモットーに満たされた一瞬の間に行動を起こすことができれば、マイナス思考が再びわき起こる目に、ポジティブな措置を講じていることでしょう。


「プロジェクトタイム」の間は集中力を維持する。一度に1つのことに集中するほうが、作業がはかどる。


(重要!!)
日常生活の管理にも、仕事で使用するツールを使用する。日常生活は重要であり、仕事で使用するのと同じツールで管理すれば、楽しい予定を逃すこともなくなる。(日常生活はオプション機能ではない)


仕事で重要なプロジェクトのための時間を十分に確保するために使用するツールは、日常生活や家庭生活の大事な予定をうっかい忘れないようにするのにも役立ちます。


死ぬ間際に、「仕事の時間をもっと増やせば良かった」と思う人はいません。


仕事と仕事以外の整理に同じツールを使用すれば、こうしたテクニックを使用する練習になります。練習すればするほど、うまく整理する習慣が早く身に付きます。


(重要!!)
無駄な作業を行わずに、実証された有効なテクニックを利用することができます。


割り込みに対処する1つの方法として、物理的に対応する方法があります。ドアを設ける。それができないならば、割り込みが入らない席の配置を考えるなどです。


作業に戻るには時間がかかります、作業を1分間中断したとして、プロジェクトに戻るには2分かかるとしたら、実際には時間をさかのぼる事になります。最悪なの、いったん作業を中断すると、エラーが紛れ込む可能性があることです。


マネージャーは、プロジェクトが完了したかどうかによって技術者を評価します。これに対して、顧客は、自分たちに対応してもらえるかどうかで評価します。この2つの優先順位は拮抗し、技術者はその板挟みになります。(見える化しないといけないね)
※うちでは、顧客対応窓口を定め、その人が一律初動対応してますね。


際限無く顧客の相手をしていたのでは、マネージャーが期待するようなプロジェクトを完了させる時間はありません。しかし、あなたの昇給をを承認するのは誰でしょうか。

[ライフハック][こっそり]◆2章:集中と割り込み

相手に嫌な思いをさせずに、顧客の割り込みに対処する方法について説明する。
割り込みをうまくさばけなければ、多くの作業を遂行することはできない。


「ユーザーがいつもじゃまをする」という技術者の言い分は、裏を返せば「自分の作業に集中したいという」意味なのです。


頭の集中、集中することは重要である、邪魔なものを取り除き。割り込みに効率よく対処すれば、作業に専念しやすくなる。


集中するためには、記憶しておく必要のある物を脳から完全に締め出します。


集中しやすい環境づくり、机の上を綺麗にしてください、迷ったら捨てる!これが原則です。
・ファイルに綴じて良い物はそうする
・未処理の作業は積みかさねて、すぐに取りかかれるようにする
・残りの物はすべて、「今から三ヶ月たっても開かれなかった場合は、捨ててよし」と書いた大きな封筒に入れ封をする。


迷ったら捨てる。もしも必要になったら関係者からコピーをもらえばよい。


周りを見渡し、気が散る物を排除する。


割り込みとは、基本的には、他人がたなたの時間を支配するこおとである。割り込みは集中の天敵であり、よってタイムマネジメントの天敵である。


割り込みは、現在の作業を遅らせるだけでなく、前の作業に戻るときにミスを引き起こす可能性があるので、好ましくない。こうしたミスを習性するために、元の作業より時間がかかる事がある。


じゃまなものを取り除くと、集中しやすくなる。机の上やコンピューターのディスクトップを整理整頓し、オフィスからじゃまなものを排除する。IMや新着メールの通知などをオフにする。


身体活動や知的活動のピークは、人それぞれである。自分のピーク時を見極め、そうした時間にふさわしい作業をスケジューリングする。


マルチタスクにする作業とそうでない作業を区別する。マルチタスクに適している作業とは、「急いで行い、待つ」作業である。
そのほかの作業はマルチタスクにするべきではない。


一度に多くの事を安直に片づけるのではなく、1つずつきちんと処理し、最優先事項に専念する。ほかの作業に戻るのを忘れないように、作業リストに記録する。


ストレスと睡眠不足を把握する。疲れているときやストレスがたまっているときはマルチタスクを控える。


仮想ウィンドウマネージャーを使ってウィンドウを整理する


毎回ウィンドウの配置を同じにする、アプリケーションだけでなく、2つのドキュメントの比較でも古い方を左、新しい方を右とするように習慣とする。


複数のマシのログファイルを表示して、関連するやりとりを洗い出す場合には、常にデータが流れる順番(上から下)にウィンドウを配置する。


コマンドシェルなどコストのかからないウィンドウは惜しまずに複数ウィンドで起動する。


1日の最初の1時間は、最も妨害が少ない時間なので、最も生産性が高い可能性がある。同僚よりも少し早めに仕事に取りかかりと、生産性の高い時間が増える。この時間を保守作業で無駄にせず、重要なプロジェクトのために使用すること。


委任、記録、実行のプロセスにより、自分の時間の主導権を取り戻すことができる。プロジェクト作業が中断されたときは、この方法を使用する。作業の委任とは、作業を別の人に任せることを意味する。作業を記録すれば要求を受理しておき、あとで処理することができる。作業を実行するのは最終手段だが、緊急や機能停止の際に使用すべきである。


仕事を受け取った順に処理することは、割り込み主義です。これは割り込んできた相手に主導権を握らせることになります。あなたにとっての優先順位を知っているのはあなただけです。


自分で仕事をするか管理すれば、それらをうまくグループ化して優先順位を決定し、時間を節約することができます。


割り込みを別の方向に向ける、担当外の質問をされる事があるでしょう、ちょっと待ってください助けを求めている人に腹を立てるのは筋違いです。ほかに相談できる相手を思い浮かばなかったのです。


適切な相手に助けを求められるよう(助けを求めるただし方法を知らせるには)、連絡網整備や物理的に机の上に看板をおくなど対処してはどうでしょうか?


指示に従わないと罰を与えるような方法は旨くいきません、指示に従うと有利なサービスが受けれるようにすべきでしょう


指示に従わない人がいるのは、その指示が明白でないか、目につく場所にない、あるいはうまくいかないことを示す危険信号です。


作業を記録すると、計画を立て、スケジュールを組むことができるので、割り込み主導にならない。


要求を受理する際には、視覚的に意味のある方法で行う。記録しているところを相手に見せ、確認してもらう。


顧客は自分の言い分が聞き入れられたと感じたときに満足します。彼らの言い分を聞き入れるために問題を解決する必要はありません。話を聞いてもらい、要求に応じて貰えることが確認できたと感じられればよいのです。


記録を付けて相手に確認を求めよう、よほどの事で無い限り顧客はそこで作業を促すため立ち去るだろう。それでも立ち去らない場合は、あなたと顧客の間で緊急性についての誤解が生じていることが分かります。誤解を解きしょう。また、先延ばしにするとその場でイライラと待ち続けることになります。


リクエストには必ず応答を返します。応答を返さないと顧客を不安にさせますし、公正を欠きます。


すべての顧客が自分の応急が満たされることを望んでいますが、常に望み通りの結果が得られるとは限らず、そのことは皆理解しています。ただし、人は受け入れられていないと感じると、不満を抱きます。最悪の場合は、無視されたと受け取ってしまいます。実際には対処されていても、そうでないと思いこむ場合もあります。


顧客はリクエストが受理された事と何時までに完了するか分かっていれば満足する物です。


顧客は、要求が受理されたかどうか知らされずにいるくらいなら、それによって要求への対処が遅れるとしても、受理されたという知らせを受け取りたい。


プロジェクトタイムに顧客からの要求が割り込んできた場合には、以下の選択肢があります。
委任する:ほかに対処できる人がいれば、その人に委任する。
記録する:自分以外に対処できる人がいなくても、緊急でなければ、要求を記録する。覚えておくと約束するだけでなく、顧客が信頼できる方法で記録する。
実行する:サービスの停止など、本当に緊急の場合は、作業を中断して要求に応じる。


委任するをするとき、自分の言葉で別の担当者に説明を行う。私たちのような技術系の人間は、技術系でない人が頼みごとをするときの気持ちを忘れがちだ。相手は、自分の要求を言葉で表すのになれていないし、怖いと感じているかもしれない。このため、あなたの言葉で別の担当者に説明してあげれば、要求を持ち込んだ人間も安心する。また、同じ事をもう一度説明する事は要求を持ち込んだ人間は望みません。


「Maryと話しましたか?」といった質問は相手の気に障るでしょう。それよりも単に「Maryがすでに対処できる状態なので、この件について彼女と話して貰えますか」といった表現のほうがよいでしょう。その方が正しいですし、きちんとしています。正式なプロセスに従う事は、人にある種の安心感を与えます。


納期の時間を常に記録すること、納期が木曜であった場合、木曜日の就業時間と朝一ではかなり違う。


2分で終わるような物は実行してしまいます。


緊急性が高い物は実行しますが、その場合顧客の要望に応じる前に作業を保存するか、保存するための時間を取ってください。そうしておけば作業に戻りやすくなりやすくなります。また、作業を中断した場所を覚えておく必要がないので、新しい作業に専念しやしくなります。


要求を頭で記録できることをあてにしてはならない。要求は紙やデジタル機器に記録し。自分の頭はもっと重要なことに解放する。


「一般的なアドバイス
計測は2度、切断は1度:元に戻せない変更を行う前に、十分すぎるほど確認する。
ファイルは変更するまえにバックアップをとる。
どの方法もうまくいかなければ、マニュアルを読む。
デバック時の変更は1つずつ
常に作業をテストする:決してミスをしないように思える人がいる。実は、彼らは多くのテストを繰り返しているのだが、他人からはそれが見えないだけである。
顧客がテストするまで作業は完了しない



とにかく着手する!!

[ライフハック][こっそり]◆3章:ルーチン

混乱を日課(ルーチン)に変える方法について説明する。
私たちの仕事は混乱に満ちている。ルーチンにできるものはわずかな混乱の解消と大いなるストレスの解消をもたらす。ルーチンワークを定めるとそれらは習慣となり、忘れにくくなる。


良いルーチンによって、仕事の手間が省け、決断を下す時間が短くなる。


ルーチンは、頭で考えることが少なく、重要な作業のために脳のサイクルを確保できる点で、非常に効果的です。


ルーチンとは、「一度だけ考え、何度も実行する」手段である。


よい習慣を身につける鍵は、何度も実践することです。そうすると、頭で考えなくとも、自然に体が動くようになります。


私たちが記録を付けるのを怠けるのは、自分の判断が謝っているかもしれない理論上の将来ではなく、今ある中で楽な選択がしたがるからです。ほら、記録をとりに行く手間が省けたでしょう!?


「オーガナイザを持っていくべきか」悩んだら時の答えは「イエス


常に約束ごとや作業項目をオーガナイザに記録し、常にオーガナイザを持ち歩く習慣を身につける。


ルーチンを身につければ身につけるほど、日常の小さな事に頭を悩ませることが少なくなる。


独自のルーチンを取り入れる機会を探してください。こうした機会を示す警告信号として以下があります。
・予定されていない、繰り返し発生するできごと
・保守作業
・人間とキャリアネットワーク
・作業を先延ばしにすると、余計に時間がかかる状況
・よく忘れるもの
・重要度または優先度の低い仕事
・新しい能力の育成
・最新情報の把握


質問の答えは常に「はい」
・作業中のファイルを保存した方がよいか
・オーガナイザを持っていった方がよいか
・これを作業リストに追加すべきか
・この約束に応じる前にスケジュールをチェックすべきか
・この予定を日程表に書くべきか
・残業に応じる前に、仕事のあとに予定があるか確認すべきか
・サイクルシステムを(怠けずに)今日行うべきか
・この小さな仕事や雑用を(ぐずぐず先延ばしして、誰も気づかないこと、あるいはその仕事が緊急事態に発展しないことを期待するのではなく)今すませるべきか


自分の記憶力が完全でないことはとっくに分かっている。そうでなければ、そもそもオーガナイザを使用しているはずがない。オーガナイザを使用する事。


上司との時間がとれない、逆に上司から判断を仰ぎすぎると注意されている場合にも有効な方法です。必要があっても無くても定期的なミーティングを設けてください。


関係者が独立心旺盛でも、ほとんどの場合そっとしておくだけでは不十分です。彼らは無視されていると感じ始めます。


関係者の元を巡回する。関連があるからといって全員でミーティングするのは、うまくいきません。


巡回を定期的に行っていると、そのうち彼らが、巡回の前後にスケジュールを組むようになります。


問題を解決する習慣を付けること。
問題を解決する習慣を予想可能なスケジュールで実行する。そうすれば、周囲の人があなたにあわせてスケジュールを組むようになる。


定期的に顧客の元を訪れ言葉を交わし、相手の質問に答え、その場で問題を解決し、大きな問題については後で取り決めるように記録すること。


人々はささいな問題を報告せず(特に自分が詳しくない分野は)問題を解決できないと考えがちです。

顧客の元を巡回するなら、顧客に必ず「ノー」と言えること。そうでないなら行ってはなりません。


顧客からのリクエストを捌く「解決」「リダイレクト」「同情」について。
解決:問題を2分で解決できるのであれば、その場で解決する。
リダイレクト:問題を2分で解決できない場合は、メールや手順に沿って依頼を出すように進める。この時依頼を出す手助けをすること。
同情:解決できない問題、もしくは当面解決されないことが分かっている問題にぶつかることもよくあった。そのような場合は見下すような態度をとらず同情を示すのが一番効果的だ。


同情についてさらに、「そうね、そんなふうに動作するのは具合が悪いね」と言ってため息をつく。そうすると、相手は同感し、自分たちの不満が認められたことで気分をよくする。


同情についてさらに、「この問題を回避する方法は今のところなさそうだけど、今後は注意を払っておきます。」と言う、問題を謎のまま残しておくよりも、やっかいで解決不能であることを認めるほうが、顧客のためになる。


同情についてさらに、解決不能と言っていた問題の既決策が判明したとき顧客の元に向かえば、奇跡の人のような印象を与えることができるだろう。


重要なのは、顧客の問題をすべてその場で解決しようとしないこと。


毎日しなければいけない事は、一日の早い時間に行う。


毎日することを最後にすると、朝から晩まで心にのしかかってきます。朝一番にやれば、1日の始まりを、何かを成し遂げた気分で迎えることができます。


故障の際は経営に連絡する
 これはそのうち。。。。。


特定の作業を行いながら自動でチェックを使用する。
・セキュリティで保護された部屋を出るときは、ポケットにアクセスカードが入っているか確認する。
・帰宅時に袖机の鍵をかけたら、セキュリティカードを首からはずす


ファイルを編集する前に常にバックアップをとる


準備する物はリストアップする。リストにしてあれば次回も雛形として使用できます。


ルーチンを作成する方法
・予定されていない、繰り返し発生する出来事
 →自分からスケジュールをたて、決まった時間、日時、または期間を提案し、事前に同意を得ておく。


・保守作業
 →一日ですべて行うのではなく、定期的にルーチンワークとして少しづつ実行する。


・人間関係とキャリアネットワーク
 「顧客」「スタッフ」「同僚」「上司」4グループに定期的に連絡を取っているだろうか。


・作業を先延ばしにすると、余計に時間がかかる状況
実際に作業にかかる時間よりも、作業について考えるほうに時間を取られていると気づいたら、とにかく作業にとりかかること(作業について考えることは、その作業が必要か考え途方にくれることではない)


・よく忘れるもの
何かを忘れて困ったら、次回同じ失敗を繰り返さないよう習慣を身につけること。


・重要度または優先度が低い仕事
重要度または優先度の低い仕事とは、場合によっては省いてもかまわないが、そうすべきでない仕事もある。一度くらい省いても支障のない仕事はよくある。ただし、あまりにも省きすぎると、困った状況になる。オーガナイザに記入し、不要なら無視しよう、予定に入れないと困った状況になる。


・新しい能力の育成
実行に移さなければ、何も始まらない。


・最新情報の把握
読書時間のスケジュールをしよう。読めなかった物は捨て、常に新しい資料を手元に置こう。


古い習慣を絶つ
時には、古いルーチンを改めることも必要です。柔軟な姿勢を心がけ、特定のルーチンに従うとの正当性に疑問を抱いた(抱かれた)ら、先入観を持たずに、自分(相手)の不安に耳を傾けましょう。


[ライフハック][こっそり]

◆4章:サイクルシステム
サイクルシステムとはなにか?
・作業リストを管理する方法
・さまざまな要求を1つ残らずさばける
・100時間分の仕事を抱えたとしても、それらすべてを対処することができる


・遂行(フォロースルー)とは、すべての要求を記録して、何とか完了する(または拒否する)能力である。顧客(あなたが担当する人々)やマネージャー(あなたの次の昇給を決定する人々)は、自分たちの要求やプロジェクトが省略されず、完了することを期待するため、作業の遂行を高く評価する。

・作業をきちんと遂行することは、大きな昇給や昇進の鍵となる。


今この瞬間から行わないならば、オーガナイザにタスクとして記入すべきである。「これが終わったら行う」の部分を「すぐに行う」と混同してはいけません。実際のところ、頼まれた用事を書き留めないでおこうとする最大の誘惑は、次にすることだから覚えておこうと考えることです。


以前は、脳が体の中で最もすばらしい臓器だと思っていた。あとになってだれからそれを聞いたか思い出した。


・要求を頓挫させてはならない。それらすべて記録すること。
顧客が廊下であなたを見つけ、何かを要求してきてら、自分の記録力を信用してはならない。(要求を書き留めるか)後で再度メールしてもらう。そうすれば、要求を忘れないようにする責任は顧客に転嫁される。


何か依頼して、それが忘れ去られるほど、顧客にとって屈辱的で腹立たしく、不快なことはない。


作業が増えれば、増えるほど、それらを管理することは難しくなる。すぐに作業を済ませることよりも、それらを管理することに時間を取られるようになるだろう。


要求を覚えておくには、それらを確実な方法で記録する。人間の頭脳は、紙や電子機器ほどあてにならない。要求は、それらを受け取った瞬間に記録すること。すべての要求をそのつど書き留めること。能力は重要な作業のために温存する。


作業リストを使用する方法がうまくいかない理由はさまざまである。あちこち散らばっているメモはなくなってしまうし。リストを1つにまとめると「増え続ける破滅のリスト」と化し、気が滅入ってしまう。これらを使用すると、自尊心を傷つけるおそれがある。


サイクルシステムは、会議、納期、約束のためのカレンダー、長期的な計画の目標リスト、今日の(そしての毎日の)作業リスト、および計画を立てるための今日のスケジュールを使用する。


毎日の最初の10分間をその作業に充てる。カレンダーを調べ、会議と約束にかかる時間を確認する。残った時間を作業リストに充てる。作業リストの項目を処理するのに十分な時間があるかどうか判断し、はみ出した物を処理する。その日のうちに処理しきれない場合には、優先順位の低い項目を先の日へ移動するか、顧客と再交渉してやりくりする。


サイクルシステムめも、基本は先の予定はカレンダーに入れる。当日予定欄は、当日に入れる。両方入れてもよいが先にカレンダーに入れる習慣をつけること。


ステップ1:カレンダーなどを見ながら、朝今日のスケジュールを埋める(今日の予定はカレンダーに入っているはずである。)


ステップ2:埋まったスケジュールから、今日の残っている時間を計算する。それが、その日の作業時間である。


ステップ3:今日の作業リストを作成する。
ステップ4:優先順位を付け、スケジュールを調整する。
ステップ5;予定に取り組む
ステップ6:1日の終わりに、未完成の仕事をすべて翌日の作業リストへ移動する。
ステップ7;会社をでる。リストはすべて処理されており、すっきりと帰れる。
最終ステップ:くりかえす


いますぐはじめよう!!!
心理学者によれば、新しい習慣を身につけるまでに、21日間かかるそうである。21日間同じ事を繰り返せば、脳がそれを習慣としてみなして、無意識に行えるようになる。ただし、「最初の1日」を、とにかく始めないことには、21日目は決して訪れない。そのため、新しい習慣をを1日実践してみる計画を立て、その日を今日にする。そうすれば残りの20日がずっとらくになるだろう。



[ライフハック][こっそり]◆9章:ストレスの管理

ストレスを管理する方法の会得の仕方の紹介


ストレスとは、状況が変化したときに感じる心と体の消耗です。ストレスには正のストレスと負のストレスがあります。正のストレスは、人生に期待や刺激を与え、想像力を高め、競争力や選挙に打ち勝つ活力となり、これまで考えていた限界を超える後押しをします。負のストレスは有害であり、心臓疾患や、憂鬱や、白髪の原因となります。ストレスを管理することは、精神状態を安定させるうえで大きなウェイトを占めます。


ストレスの原因となるのは、自分自身に起きたことではなく、自分の身に起きたことをどう受け止めるかです。


リラックスすることに慣れるには、リラックスすることに励まなければなりません。リラックスするための時間を意識的に設けて、それを後回しにしないための訓練をする必要があります。


歯磨きもさぼろうと思えばさぼれますが、後で痛い目を見ます。同様に精神衛生のための活動もさぼろうと思えばさぼれますが、後で苦しむことになります。


数時間おきに外へ出て、少し足腰をほぐし、大局的に物事を見ることをお勧めします。


・多くの場合、ストレスの最大原因は、負担が大きすぎるように感じることと、複数の上司から与えられた指示の優先順位が食い違っていることである。


・負担が大きすぎると感じらた場合は、サイクルシステムなどのタイムマネジメントテクニックが大いに役立つ。


・矛盾する優先順位によって引き起こされるストレスを解消するには、その根本原因となった人々と連絡をとりあうか、また関係者を一堂に集めて話し合いをさせる。


・リラクゼーションは管理および実践できる物である。それをコントロールするには、ヨガ、瞑想、マッサージなどの方法で、意図的にリラックスするための時間を設ける。


リラックスすることを自分に働きかけ、うまくリラックスできるようになる必要がある。車のオイルを交換するのに時間が必要なように、意図的にリラックスするための時間を設けなければならない。


休暇は会社からのプレゼントではない。リラクゼーション管理やストレス解消プログラムの一部である。健全な精神状態を保つための方法である。休暇を先送りにすることは、歯磨きをさぼるようなものだ。今はそのほうが楽に思えたとしても、いずれ健康を損なう、用事を済ませるために休暇を無駄遣いしても、ストレスの解消にはならない。


長期休暇を取ることは、自分の体を犠牲にせずに、代理業務プランやシステムマニュアルをテストする方法の1つである。休暇による1〜2週間の不在を利用して、それらの欠陥を洗い出し、戻ってきたときそれらを習性できるようにする。


休息しよう。深呼吸しよう。いまわの際の言葉が「もっと仕事の時間を増やせば良かった」という人はいない。リラックスしよう、たかが1と0のことではないか。

[ライフハック][こっそり]

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