バランス感覚といえば

昔落語だったか?なんだったか忘れましたが、師匠さんについてた
お弟子さんが師匠に、人生で初めてステーキを食べさせてやろうと言わたそうです。
そして、日本一美味いと言われる、帝国ホテルの最高級ステーキを食べさせてもらうんです。
もーそれはそれは美味いもんでしたということです。


んで、こんどもまたステーキを食わしてやるって言われて、
某社食につれていかれるんです。そこでステーキを注文するんです。
お弟子さんは、ちぇっなんだ社食かよ。でも、ステーキってもんは
大変美味いもんだったと、ここのも美味いだろうと、出て来たステーキを食べる
んです。
そしたら、このステーキが不味い不味い。革靴食っているのかと。


んで、食い終わってから、お師匠さんから言われたのが
お前に日本一美味いステーキと日本一不味いステーキを食わせてやった。
お前は一番良い物と一番悪い物が分かった訳だから、今後自分の物差しで
計る事ができるな。と言われたそうな。


って、かなり記憶が曖昧で覚えてないんですが、こんな話を昔聞いたのを
思い出しました。
何事もやってみなければ分からないし。一番良い物と一番悪い物を
知らないなら絶対的どころか相対的な評価すらできない訳ですし、
重要なのは周りに流されず自分の物差しを持つ事なんですかね?


いや取り留めもなく、思い出したので記録しときます。